旅の日記

さて、Kさんと２軒目のＢＡＲに入り、ご機嫌な彼女が急にしおらしく変化したのに驚いた。




彼女が草も酒も強いのは分っていたが、友達３人と居た時のようなイケイケ感が無くなり女らしくなってきた。

デンマークの街の動画や画像、今回の旅の動画や画像を見せてもらいながら会話を楽しんでいた。

最初の飯屋から始まって１軒目、２軒目とＢＡＲでグダグダして来たので、
互いの警戒感、不信感なども取り払われ、くだらない会話を楽しめる間柄に変化して来たのを感じる。

そんな時、Ｋさんから意外な質問をされた。

Ｋ : ねえ、※※君はＡさんの事、どう思ってるの？

俺 : はぁ？　彼女とは旅の途中で知り合っただけで、そんなに良く知ってる関係じゃないよ。

Ｋ : ふ～ん・・・

俺 : おいおい、ふ～んだけかよ、気になるじゃんか。

Ｋ : Ａさんさぁ、※※君の事、めっちゃ優しいから好きって言ってたよ。

俺 : ん～、そんなに優しくした記憶はないけどな？　女性全般に優しい対応はするぞ。

Ｋ : じゃあ、私達３人だったら誰の事が好き？

俺 : そりゃ見た目か？　キャラクターか？　それとも全部込みか？

Ｋ : それは、あなたにお任せするわ。

俺 : Ｋさんは変な事を聞くな、聞いて一体どうなるって言うんだ。　答えたくないよ。

Ｋ : 言ってよ、　いや、答えなさい。

俺 : 聞いてドン引きすんなよ。

Ｋ : しないから、言いなさい。

俺 : 考えるまでもないさ、Ｋさんが一番好きだ、全部最高だ。



あかん、完璧に女の子になっとるがな・・・


日本人として日本に育ち、日本の女性と接する上で常々思うのは、

我々日本人には女性を褒めちぎる文化は無いと言っていい。

また、そんな事をすれば頭のイカれた奴だと思われるであろう。

アメリカ、オーストラリアで長く生活をしてきて、彼らの生活文化を見ていると、
ブサイク、デブには言わないのであろうが、美人さんには褒めて褒めて褒めちぎるのである。

感情、愛情表現はうんざりするほどストレートに言わないと変人扱いだ。

文化、言語、風習、環境が違うからな、これは受け入れるしかない。

乱暴な言い方をするのなら、黄色系だけが女に対して冷たいのだと思う。

まあ、私は白人大好きだから、当然彼らの文化に合わせるが。