ハノイ市内を彷徨う 2020年編 ④
- 2020/02/01
- 14:42
時間と共に英語脳に切り替わって来たから、そろそろ本気出すよ!!!
サークルK、ヴィンマートなどのコンビニで買い物中のツーリストにも見境なく声を掛けてきた。
郊外の Big C にも突撃したがベトナム人しか居なかった。
ちと時間が早いのかも知れん。
日も暮れてきて、ハノイ大教会の辺りを彷徨ってみた。
居る、居る、居るぅぅぅぅうっ !!!
まずはバイクで徘徊して様子を見る。
予想通り、安宿周辺にターゲットを複数確認した。
しっかりブリってもらう準備は完璧ですよ。
バイクを停めて歩いて物色していくのだが、見つかるのは女複数人の集まりか男連ればかりで、
無情に時間は過ぎていく。
が、しかし全く焦ってはいない。
そもそもダメ元で来ているのだから、あかんかったら知り合いのベト女子を呼びつけてセックスするだけだ。
諦めの悪い性格なので、ウロウロしながら一人で居る白人姉ちゃんを見つけては声を掛けていく。
何人か声を掛けたが、皆一様にそっけない返事で寂しい雰囲気が漂って来た。
仕方ない、場所を変えるかとバイクの方へ歩き出した時、若い女と目が合った。
10代後半か20歳位であろう、その女は苦手なタイプだ。
なんとなく直感で判る、『 私の苦手なタイプ 』 なのだ。
シックス・センスを盲信する私は、この目が合った瞬間に止めておこうと思いながらも声を掛けた。
飯を食いに行くだけでいいかな、と思ったからだ。
路上カフェでコーヒーを飲んでる、その女に近づき、
俺 : Are you ready to order ?
女 : What ? (カップを指差してる)
俺 : (Do) You mind if I sit here ?
女 : No, not at all. (顔が引きつってる)
彼女から見たら私がベトナム人か日本人かは判別出来ないだろう。
俺 : 日本から来た※※だよ、よろしくね。
女 : そうなんだ、何日滞在するの?
俺 : 飽きるまでさ。 どっから来たの? 名前聞いてもいい?
女 : オーストラリア、私は S よ。
俺 : Sさんがオージーなのは気付いてた、アクセントが、ほら、アレだから。
女 : なんで判るの?
俺 : 昔、何年も住んでたからさ。
女 : どこに住んでた?
俺 : 大きな都市なら大体住んだ事あるよ。
女 : オーストラリアは好き?
俺 : 好きに決まってるだろ、第2の祖国だよ、友達も多いし。
そんな事より、場所変えて飯に行こうよ、飯食った?
女 : どうしようかな? ちょっと考えていい?
俺 : 問題ない、行くならバイクで移動するから寒くない服装にしてきてね。
女 : ここで少し待ってて。
行くのか、行かないのか、何の返答も無いまま彼女はどこかに歩いて行った。
もしかして、ヤバいと思って逃げられたか?
などと少し 『 ヤラれた感 』 を感じながら、10分程待ったであろうか。
着替えて化粧もしてきたSさんが登場した。
S : バイクはどこ?
俺 : 少し歩いた所に停めてあるから。
S : ハノイは詳しいの? 運転は大丈夫? お店は知ってるの?
俺 : まかせとけ、心配すんなよ。 ← かなりハッタリだ。