旅の日記

ヴィン駅で出会ったインド系イギリス人Ａさん２２歳と一緒にドンホイへ移動することになった。

１５５ｃｍ位の小柄な彼女を後ろから見ると、大きなバックパックだけが歩いているように見える。

生まれも育ちもイギリスの彼女は、汗をかいているようには見えないが、
やはりアレかな、ＤＮＡレベルで暑さに対する耐性があるのだろうか？　

彼女は褐色の肌だが、少し日焼けした日本人位の色で、そんなに濃い色ではない。

瞳の虹彩が綺麗なブルーなので話をしていると、つい瞳を見入ってしまう。

顔の大きさや体のラインを見ていると、モンゴロイドには勝ち目が無いなと思う。

彼女は酷いコックニーアクセントではないが、話せばすぐに独特のアクセントだと分かる。

私が彼女のアクセントを、より強調して真似して話したら大爆笑してた。

本来なら孤独で列車移動だったのが、話相手が居るだけで楽しい旅になる。

列車が到着するまでの１０分程の間に、２人組のベトナム女性に話し掛けてみた。

初めにスマートフォンでベトナム語に翻訳した文章を見せたら、日本から来たのですか？と言われた。

２人共、日本の福島県に住んでいた事があると言っていたが、日本語は片言だった。

桜の花が咲く時期の公園の写真や、富士山観光の画像を見せてくれた。

２人共２８歳と言っていたが、日本語スキルが非常に低いので留学したのでは無いだろう。
となると技能実習生として訪日したのだろうが、タコ部屋生活でコキ使われたに違いない。

私が日本滞在時の感想を質問した時の、彼女達の引きつった暗い表情を見逃さなかった。

民法無視、労働基準法無視など法令遵守の概念ゼロの日本企業に雇用された時点で死 刑 宣 告でしょ。

日本には法令遵守する企業は一社も無い、法令遵守する企業経営者も一人も居ないと教えてあげた。

日本生まれ日本育ちの１００％純血な日本人の私が言うのだから間違いない。

ベトナムから送り出す機関と日本の監理団体の双方が詐 欺 集 団なのだから救いようがない。

まともな企業や経営者が居るのなら、日本人の私が知りたいくらいだと言ったら２人共ドン引きしてた。

日本は奴 隷を大量輸入出来るように法改正したのだよ、騙されてはいけないよと忠告しておいた。