2ntブログ

記事一覧

ベトナム ヴィンからドンホイへ列車移動 ②

1031.jpg

10分遅れで到着した列車にイギリス人Aさんと乗り込んだ。

ヴィン駅のプラットホームに居た現地の人達は料金の安い客車に乗り込んで行き、
一番料金の高いソフトスリーパー(寝台)はガラガラで誰も居ない。

女性の一人旅は珍しくないけれど、友達同士やボーイフレンドと一緒の人達が多いよねと聞くと、
ベトナムは治安が良い方で、一人のが自由気ままに動けて気楽で良いと言っていた。

全く同意見だ。 でも、一人旅だと寂しくなる時は無いのと言うと、
今は独りじゃなく、あなたと二人じゃないと返された。 

言われてみればそうだな、次から次へと出会いがあるからね。

インドに行った時の話をしてよと言われ、少しずつ話を始めた。
イギリス人だけどインド系の人に、インドの旅の話をするのは変な感じだ。

私が初めにインドに行くキッカケになったのは、世界一のチャラスとはどんなモノなのか、
それを知りたかったのが理由だ。

バッズの世界最高峰がアムステルダム産で、チャラスの世界最高峰はインドのマナリー産、
この2つは草好きなら試さずには居られないと言う事を説明した。

世界一と言われている草の類は、ロンドンなら公衆トイレを探すより簡単に手に入ると彼女は言った。

入手の可否の問題じゃないんだよ。

その国の空気を感じて、現地の人と関わりながら文化を肌で直接感じる。

そうしながら現地の草を楽しみ、大好きな大自然の中でトレッキングを楽しむのが至福の時間なんだ。

あなたは Weed trekker. なのねと彼女は言った。

はははっ、I'm a true seeker of weed. だよと返したら、
彼女はツボにハマったようで笑い転げていた。

イカれた日本人と思ったに違いない、日本人に対するステレオタイプをぶち壊すのには成功した。

インド南部から各都市を見て回りながら北上し、南北の文化の違いを知り、
とんでもなく嫌な思いをさせられたり、優しいインド人に助けられたりしながら旅を続け、
ザンスカールの8日間トレッキングでは、聖地カイラッシュ山を見ながら最高のチャラスをチラムで一服。

インドの魅力を語りながら、私は眠りに落ちた。

MK.jpg

※Mount Kailash マウント・カイラッシュと言わなければ英語ネイティブには通じません。

HA.jpg








































コメント

コメントの投稿

非公開コメント

今まで来た人