ターケーク ③
- 2020/06/27
- 23:55
迷ったら白人について行けの法則
さて、バスターミナルに到着した私とGさんがやるべき事は一つ
今夜の宿探しである。
私は瞬きよりも早く、駐車場に居た白人集団に近寄った。
彼らは幾つかのグループに分かれてはいるが、トゥクトゥクの値段交渉をしていた。
俺 : 俺も一緒に行きたいから仲間に入れてくれないか?
白人男 : もちろんだぜ!!!
俺 : で、どこに行くんだ?
白人男 : 川沿いの街の中心だ!
俺 : OK、最高だ
Gさんは街までの1kmの道のりを歩いて行くと言っている。
俺 : なんで? 一緒に乗って行けばいいじゃん???
G : お金を節約してるから
俺 : はぁぁぁぁぁ????? 何言ってんの? そんなの全部俺が出してやるよ
G : いや、結構です
俺 : あっ、そう、 じゃあ、またな
G : 楽しかったわ、ありがとう
俺 : おっ、おぅ 君の携帯ってさ、ラオスのSIM入ってる?
G : あるよ
俺 : 俺もSIM入ってるから、ヤバくなったら電話くれよ
G : OK
で、電話番号を交換して別れた。
白人男 : ん? 何だ? 彼女は君の女じゃないのか?
俺 : よくわかんね~わ、歩いて街まで行くってさ
白人男 : そーか、じゃ出発しよう
ものの数分で街に到着だよ。
夜とは言え気温30度以上あって蒸し暑いし、ラオスのド田舎の地方都市で、
道路も街灯が全然無いんで真っ暗だよ。
歩いて行くとか正気の沙汰じゃねえよ。
降ろされた場所で白人集団の中の数人とfacebook交換して別れた。
近くの店で英語を話すラオス人を見つけて、ここらで一番マトモな宿どこだよ?って聞いたら、
電話してやるよって言われたんで、待ってたら3分もしないでバイクで迎えに来たわ。
俺 : 一泊幾らだよ?
バイクのおっさん : ツインかダブルで25USDからだよ
俺 : いいね、じゃあ決まりだね、部屋汚かったらキャンセルするぞ
バイクのおっさん : OK
ここまで、非常にスムーズである。
もう少し宿探しに手こずると読んでいたが、ここはラオスの田舎である。
暇なんだろうね。
まあ、25USD(3000円 / 2015年当時)だからね、痛くも痒くもない訳ですよ。
クッソ貧乏バックパッカーならドミトリーで500円とかの宿探すんだろうね。
続く