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ターケーク ③

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迷ったら白人について行けの法則

さて、バスターミナルに到着した私とGさんがやるべき事は一つ

今夜の宿探しである。

私は瞬きよりも早く、駐車場に居た白人集団に近寄った。

彼らは幾つかのグループに分かれてはいるが、トゥクトゥクの値段交渉をしていた。

俺 : 俺も一緒に行きたいから仲間に入れてくれないか?

白人男 : もちろんだぜ!!!

俺 : で、どこに行くんだ?

白人男 : 川沿いの街の中心だ!

俺 : OK、最高だ

Gさんは街までの1kmの道のりを歩いて行くと言っている。

俺 : なんで? 一緒に乗って行けばいいじゃん???

G : お金を節約してるから

俺 : はぁぁぁぁぁ????? 何言ってんの? そんなの全部俺が出してやるよ

G : いや、結構です

俺 : あっ、そう、 じゃあ、またな

G : 楽しかったわ、ありがとう

俺 : おっ、おぅ 君の携帯ってさ、ラオスのSIM入ってる?

G : あるよ

俺 : 俺もSIM入ってるから、ヤバくなったら電話くれよ

G : OK

で、電話番号を交換して別れた。

白人男 : ん? 何だ? 彼女は君の女じゃないのか?

俺 : よくわかんね~わ、歩いて街まで行くってさ

白人男 : そーか、じゃ出発しよう

ものの数分で街に到着だよ。

夜とは言え気温30度以上あって蒸し暑いし、ラオスのド田舎の地方都市で、
道路も街灯が全然無いんで真っ暗だよ。

歩いて行くとか正気の沙汰じゃねえよ。

降ろされた場所で白人集団の中の数人とfacebook交換して別れた。

近くの店で英語を話すラオス人を見つけて、ここらで一番マトモな宿どこだよ?って聞いたら、

電話してやるよって言われたんで、待ってたら3分もしないでバイクで迎えに来たわ。

俺 : 一泊幾らだよ?

バイクのおっさん : ツインかダブルで25USDからだよ

俺 : いいね、じゃあ決まりだね、部屋汚かったらキャンセルするぞ

バイクのおっさん : OK

ここまで、非常にスムーズである。

もう少し宿探しに手こずると読んでいたが、ここはラオスの田舎である。

暇なんだろうね。

まあ、25USD(3000円 / 2015年当時)だからね、痛くも痒くもない訳ですよ。

クッソ貧乏バックパッカーならドミトリーで500円とかの宿探すんだろうね。

続く













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